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VPN サーバーの設置が不要

従来のインターネット VPN を利用する場合は、原則としてグローバル IP アドレスを持ったサーバーコンピュータを設置し、VPN サーバーソフトウェアをインストールする必要がありました。ASP 型 VPN 実験サービスでは、ユーザーはインターネット上に設置された公共サーバー内に自分専用の仮想 HUB を作成して利用できるため、VPN サーバーの設置が不要です。

 

通常の VPN の構築方法

通常、インターネット上で VPN を利用するには、固定されたグローバル IP アドレスを持ったサーバーコンピュータに VPN サーバーソフトウェア (PacketiX VPN Server 2.0 など) をインストールし、適切にセットアップを行う必要があります。

固定されたグローバル IP アドレスが無い場合でも、NAT 上のポート転送機能や DMZ 機能を利用したり、ダイナミック DNS サービスを利用したりすることにより、VPN サーバーを設置することも可能ですが、そのためには専門的な技術的知識や能力が必要となります。

 

ASP 型 VPN サービス (仮想 HUB ホスティングサービス) の仕組み

ASP 型 VPN サービスでは、ソフトイーサ株式会社が管理する PacketiX VPN Server 2.0 をインストールした VPN サーバークラスタシステムがインターネット上で稼動しており、そのシステム上にユーザー専用の仮想 HUB を作成することにより、ユーザーはその仮想 HUB を自由に利用することができるようになります。

 

ASP 型 VPN サービスを構成する VPN サーバーコンピュータの管理

ASP 型 VPN サービスを構成する VPN サーバーは、ソフトイーサ株式会社によって管理・運営され、24 時間常に稼動し続けています。VPN サーバーのオペレーティングシステムのセキュリティアップデートなどの作業もすべてサーバーの管理者によって行われていますので、仮想 HUB のユーザーは VPN サーバーの管理作業を一切行わずに ASP 型 VPN サービスを利用することができます。

 

仮想 HUB への接続

ASP 型 VPN サービス上に作成される仮想 HUB は、PacketiX VPN Server 2.0 によって動作しており、豊富な導入実績を誇るソフトイーサ株式会社の PacketiX VPN 2.0 ソフトウェアシリーズの各ソフトウェア (VPN Server 2.0, VPN Client 2.0 および VPN Bridge 2.0) からの接続を受け付けることができます。

仮想 HUB に対して PacketiX VPN Client 2.0 (フリーウェア) をインストールしたクライアントコンピュータから VPN 接続することも、PacketiX VPN Bridge 2.0 (フリーウェア) をインストールしたブリッジ用コンピュータから VPN 接続 (カスケード接続) することもできます。

これらのソフトウェアの役割について、詳しくはマニュアル 1.2 PacketiX VPN を構成するソフトウェア をご参照ください。

上図のように仮想 HUB に対して数台の VPN クライアント PC が VPN 接続している状態においては、VPN クライアント PC 間は仮想的な 1 つのレイヤ 2 ネットワークで直接接続されている時と同等に自由に通信を行うことができます。したがって、クライアントコンピュータの場所やネットワーク環境にかかわらず、コンピュータ同士を ASP 型 VPN サービスを経由して自由に通信させることが可能となります。この場合、VPN クライアント PC には PacketiX VPN Client 2.0 をインストールするだけで、簡単に仮想 HUB に対して接続させることが可能です。

また、上図では右下に「拠点」と書かれた LAN が存在し、その LAN と仮想 HUB との間が VPN ブリッジコンピュータによって接続されています。これにより、仮想 HUB と既存の拠点の LAN との間が VPN 接続され、単一のレイヤ 2 セグメントとして動作することになります。その結果、上図における各クライアント PC は、遠隔地から ASP 型 VPN サービスを経由して既存の拠点の LAN との間で通信することができます。この場合、VPN ブリッジとなる PC には PacketiX VPN Bridge 2.0 をインストールします。

 

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